2015年12月3日
2015年12月3日に在宅医療の現場を見学させて頂きました。中村理事長、岡田院長、上畑事務長、看護師、スタッフの皆様には貴重なお時間を割いて頂き、色々とご丁寧にご教示頂きましたこと、改めて御礼申し上げます。誠に有難うございます。 社会全体が「病院集中治療」から「地域包括ケア」へシフトしていく中で、弊社では、現場の先生や患者様にお役に立てる機器を開発できないかと考えており、その地域ケアの中心的役割を担う在宅医療の見学を申し込みさせて頂きました。 午前中は、まず朝の全体カンファレンスに参加させて頂きました。カンファレンスでは、前夜の患者様の緊急対応状況や申し送り事項、当日の訪問先の患者様の状況などが共有されておりました。 その後、先生と看護師様に同行させて頂き、各宅への訪問診療を見学させて頂きました。各宅を飛び回り、単なる診察・処置だけではなく、心を閉ざしがちな患者様を勇気づけて心のケアもされている先生や看護師様のお姿を見て、非常に感銘を受けました。病院ではなく自分の家で医療を受けることにより、大切な家族と人生を過ごすことができる素晴らしさを感じ、訪問診療・地域ケアの重要性を益々認識致しました。また、空き時間にも地域の病院様などとも電話で会話をされ、患者様への対応方法を協議されているところを見て、まさに地域連携で一体となって患者様をケアされていることを実感致しました。 午後は、事務長様より、在宅医療についてご講義頂きました。不勉強な私に対して、懇切丁寧に社会的な構造問題、在宅医療の歴史・実態・課題、つばさクリニック様の取り組みについて、非常に分かりやすくご教示下さりました。在宅医療の認知・普及にも尽力注がれており、こういった活動が日本の医療システムの変革の原動力になっているのだと感じました。 今回の見学は非常に有意義なものでした。見学を通じてご教示頂いたことを参考にさせて頂き、弊社として在宅医療に少しでも貢献できる様、精進して参りたいと考えております。 ハードでタフなお仕事にも関わらず、前向きで明るいクリニックであることがとても印象的でした。貴院の様に、地域全体を元気づけるような素晴らしいクリニックが日本全国に増えていけば、日本の医療にも光が差してくるものと思いました。最後になりましたが、今後も貴院の発展を心よりお祈り申し上げます。 |